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体への信頼

怪我をするといつも感じる無力感。
治癒は意志ではできない。
出来ることは治癒の邪魔をしないこと。

基本は待つしかない。

結局体に生かされているんだよということを痛感する。

脳は身体を支配して制御してると思ってる。
でもそれは体が脳を生かしてるからできていること。

子どもは自分で生きてると思ってるけど、実際は親に育ててもらってるから生きれているのと一緒。

男が家族を養ってると思ってるけど、実際は家族のサポートがあって自由に動けてるのと一緒。

社長が社員を養ってると思ってるけど、実際は社員に社長にしてもらってるのと一緒。

親が子どもを育ててると思ってるけど、実際は子どもに親として育ててもらってるのと一緒。

関係性は上下でも、支配と従属でもないそれは大きな意味での縁。
縁があって親子になって、縁があって仕事をして、縁があって生かされている。

体と心も縁があって成り立っている。
縁を感じ、縁に感謝し、縁を大切に生きることが健康なんだろうなと思う。

縁は基本的に与えられるもの。
運命といってもいい。

縁には自分にとっていい縁も悪い縁もある。

だから選択する必要はある。
縁を結ぶ。
縁を切る。

縁を感じれるかどうか、そして縁を尊重できるかどうか。
人生の選択も仏の掌の中でもがくようなものなんでしょうね。

体と心に関しては、体にひたすら感謝です。
治してくれて、生かしてくれてありがとう。